サイクロン「ナルギス支援」

2008年5月2日、3日、ミャンマーを襲ったサイクロン・ナルギスは、風速毎時200キロメートルのスピードで、エーヤワディー川(イラワジ川)デルタ地域と同国の主要都市で旧首都のヤンゴンを通過しました。

エーヤワディー、ヤンゴン両管区が最大の被害を受けました。デルタ地域の被災がもっとも激しく、強力な風にひどい大波を伴い、家屋の95%を破壊したと推測されています。
当初国連が150万人と推定していたこのサイクロンによる被害は、240万人(OCHA ReliefWeb)という数字に達しています。


2010年 エヤワディ及びヤンゴン管区における移動式防災教室を利用した
「来て見て触る」防災教室事業(ジャパン・プラットフォーム(JPF) 助成事業)


本事業は、SEEDS Asiaとミャンマー工学会(以下MES)がチャーチ・ワールド・サービス(CWS)の助成により、2009年度に防災教育を目的として開発・改装したトラック「陸上移動式防災教室」(2009年11月完成)と、船「水上移動式防災教室」(2010年5月完成)を利用した活動の継続を目的としています。エヤワディ、ヤンゴン管区にて、学校及び地域の防災能力の向上を図るために2010年7月〜2010年12月にかけて事業を実施します。

「陸上移動式防災教室」及び「水上移動式防災教室」は災害の仕組みや被害を理解し、災害への対処について学ぶことができる展示物やビデオが整備され、「来て見て触る」体験型の防災教室になっています。災害リスクが高い一方、情報が不足しがちな地域を中心に、防災教育を普及することができます。

今後、現地で防災教育を普及させるために、第1段階として防災教育を実際に広めてゆく教員、若手技術者、防災関連事業関係者などに防災訓練を実施し、第2段階として、対象地の約3,500名の生徒及び住民たちに防災への理解を広げていきます。