ミャンマー地震委員会「Earthquake Clinics」の建物被害調査への同行
2025年4月30日より、SEEDS Asia本部の職員(事務局長)が現地入りしました。
同日には、ミャンマー工学会(Federation of Myanmar Engineering Societies:Fed.MES)を訪問し、ヤンゴンである企業様よりSEEDS Asiaがお預かりした寄付金の活用状況について確認するとともに、現時点での建物被害調査の概要や、今後のマンダレー訪問に向けた日程調整を行いました。

2008年からパートナーシップ関係にあるFed.MESメンバーとの会合の記念写真。「Welcome back to home!」といつもあたたかく迎えてくださっています。この度の地震からの復興にあたり、ますますパートナーシップの強化に向けて取り組むことを確認しました。
翌日5月1日にはマンダレーへ移動し、Fed.MES傘下のミャンマー地震委員会(Myanmar Earthquake Committee)が展開している「Earthquake Clinics」の活動に同行しました。
当日はちょうど、マンダレー工科大学(Technological University of Mandalay)の土木工学科(B.Civil)の学生が被害調査に向けた研修を受けており、また、2週間前から調査を続けている専門チームの活動にも同行し、現場の様子を視察することができました。
あわせて、マンダレーおよびザガインにおける街並みの被災状況や、橋梁・病院・学校などの公共施設、宗教施設などにおける被害の実態も詳細に確認することができました。
これらの様子の一部を今後、動画などで皆さまにご紹介する予定です。
そして今日、5月2日はサイクロン・ナルギスから17年を迎えます。
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2025/05/02