持続可能な開発のための教育(ESD)の紹介【ミャンマー】
昨年度から継続している文部科学省の助成事業により、今まで防災教育を進めてきたクンジャンゴン校において、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)の紹介をおこないました。これは、改革の渦中にあるミャンマーにおいて、次世代の子どもたちが安心・安全に暮らしていけるために、災害の教訓を遺し、学校や地域、学術や民間、国際社会など、様々な分野の「つながり」を育て、ミャンマーの豊かな自然を大切にしながら、災害に強い地域づくりと、その担い手を育てていくためのものです。日本の宮城県気仙沼市では世界に先駆けて、殆どの小中学校が実践し、東日本大震災の避難時や復興の過程においてESDの効果を発揮しています。ミャンマーではまだ導入期にありますが、今後防災を含めたこのESDの概念は、今後より一層重要性を増してくると思います。
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2013/06/10