【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

兵庫県立姫路商業高等学校への訪問:高校生の熱い想いを一緒に応援しませんか【日本×フィリピン】

9月12日の夕方、兵庫県立姫路商業高校を訪問しました。
同校は、北川欽一先生率いる地域創生部を中心として、「二つの大震災の教訓を100年先の未来へ~『繋ぐ・伝える・備える』命の語りProject」を宮城県農業高校と共に展開しています。

兵庫県立姫路商業高校と宮城県立農業高校のみなさん(写真は兵庫県立姫路商業高校さんよりご提供いただきました)

 
中でも、災災害食のパンの缶詰として開発された「ふわ姫パン」は、宮城県産の苺と、兵庫県産の卵を使用する予定としており、災害食ながらも、おいしさを追求したふわふわとした触感と豊かな風味が特長です(一缶500円)。どこでも・誰でも・手軽に・そのまま・美味しく食べられることが売りとなっており、5年間の保存が可能となっています。
 
さらに、防災教育教材として、阪神・淡路大震災と東日本大震災の語り部の方々のお話をもとにした絵本も作成しており、「今後は海外でも紹介したい」と高い意欲を持っています。兵庫県教育委員会とSEEDS Asiaは、JICAのご協力のもと、約10年に亘ってフィリピンの学校防災の支援をしてきたことから、まずはSEEDS Asiaの仲介でフィリピンの学校と交流をしていくこととなりました。
 
そこで、9月12日には、地域創生部1年生~2年生の9名と対話の時間を持ち、生徒さん一人一人から自己紹介や活動紹介について伺いました。生徒さんとの対話を通じて、その高い志や想いに触れることができた他、SEEDS Asiaからは、商いも、国際協力も、共通していることは「三方良し:売り手良し、買い手良し、世間良し」で成立・持続することを伝え、フィリピンの状況を交流や現地調査を通じて、まず相手を知ることからスタートしよう、と呼びかけました。この秋から、早速セブのモデル校(現在最終選考中)と交流していく予定です。
今後、SEEDS Asiaは、兵庫県立姫路商業高校との共同事業(高校生のフィリピン渡航を含む)の実現に向けて、皆様のご支援を呼びかけていく予定です。
 
詳細は追ってご紹介して参ります。若い志へのみなさまの応援をよろしくお願いいたします!
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2023/09/15

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