ボホール島での学校防災研修プログラムの協議【フィリピン】
1月15日から18日にかけて、SEEDS Asiaはボホール島にて、教育省職員や学校職員と学校教員のための防災研修の試験的な実施にむけた協議を行いました。
学校防災研修は、JICA草の根技術協力事業「中部ビサヤ地方における学校防災強化推進事業」で開発中の研修プログラムになります。このプログラムは中部ビサヤ地方内の学校で実施する前に、「モデル校」にて試験的に導入をしながら開発に磨きをかけていく予定になっています。SEEDS Asiaと学校防災タスクフォースは、ボホール島のイナバンガ北中央校をモデル校に選出しました。SEEDS Asiaの事業内でボホール島で研修を行うのは初めてとなります。
今回はその実施に向け、研修の内容や日程などを協議しました。教育省ボホール地区事務所もイナバンガ北中央校も研修に関して、非常に前向きなコメントをいただきました。
ボホールは、世界一小さなサルである「ターシャ」や、3~5月頃に山がチョコレート菓子のように見える「チョコレートヒルズ」で有名であり、フィリピン国内の人気な観光地の1つです。しかし、ボホール島は、2013年ボホール地震、2021年台風オデットとここ約10年の間に大きな災害を複数経験をしています。そのような災害を経験したボホールの経験・知恵も取り入れながら、中部ビサヤ地方の学校のための防災研修プログラム開発をサポートしてまいります。
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2024/02/26