コミュニティ防災活動を実施【ベトナム】
1月下旬(27~29日)の3日間、ホイアン市とタムキー市のコミュニティワーキンググループ(C-WG)メンバー(人民委員会、資源環境局、青年団、婦人会)が講師となって、それぞれの地域でコミュニティ防災活動を開催しました。
参加者は、ホイアン市カムハー地区では55名、タムキー市のアンフー地区では33名の地区の婦人会や青年団、人民委員会のスタッフや村長さんでした。このような活動が地域で行われたのは初めてでしたが、予めC-WG、DARDとSEEDS Asiaで活動内容の調整を図り、とても有意義な活動となりました。
写真:ホイアン市カムハー地区人民委員会、副局長フンさんより開幕式の挨拶
写真:ホイアン市婦人会の副会長、ホアさんによる講義
写真:タムキー市アンフー地区での活動でグループによる発表
写真:ハザードマップ作りと発表
写真:タムキー市青年団のハイさんによる講義
写真:熱心に講義を聞き、メモを取る住民
活動後、SEEDS Asiaも参加者より多くのことを学ばせていただきました。
「この活動は、災害による損失、特に人々の命を守ることが目的であり、参加者の防災知識をより高め、私たち自身や家族そしてコミュニティの防災に大変役立つ」
(チャン・ディン、トーさん、タムキー市アンフー地区フーソン村)
「コミュニティ防災活動は、災害のケースに応じた防災力を高めるための知識を補填してくれる」(グエン・ミン・ティエンさん、タムキー市アンフー地区)
「このような活動は、我々が既に知り得ている知識をより新しい有用的な知識へと進化させてくれるよう望んでいる」(ゴ・チ・ホアさん、ホイアン市カムハー地区チャンケオ村)
「今回の活動では、特に避難のための緊急持ち出し袋プログラム等、より多くの知識を得ることができました。活動はとても有意義だったので、私は今日学んだことを近隣の人々に伝えたいと思います。ありがとうございました」
(チャン・ティ・ハインさん、ホイアン市カムハー地区、バウ・オック・トゥーン村)
写真:タムキーでの活動の最終日に参加者全員と