【認定】特定非営利活動法人SEEDS Asia

アクサユネスコ協会減災教育プログラムへの講師派遣

9月21日から22日の2日間、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟主催による「アクサユネスコ減災教育プログラム」オンライン教員研修会が実施されました。この研修は、東日本大震災で被災した気仙沼市において実践を続けているESD(Education for Sustainable Development) を基にした防災/復興教育の学びを、各地の学校での防災・減災教育に活かしていただくための教員研修会で、今回が8回目となりました。

毎回、SEEDS Asia理事で東京大学の及川幸彦先生がプログラム・コーディネーターを務め,SEEDS Asiaアドバイザーで新潟大学の上田和孝先生が講師として協力しています。今年度は全国各地から選抜された27校の教員が参加しました。
研修内容は、東日本大震災からの教育復興や防災・減災教育の基礎と理論、同カリキュラムマネジメント、気仙沼市震災遺構伝承館や気仙沼市教育委員会、階上小学校・中学校、多賀城高校における減災教育の実践事例、そして減災教育におけるNPO/NGOとの連携(N助)について等、実践的で多面的な内容で構成されています。今年度は、オンライン上で付箋を用いて「研修の学びと自校で取り入れたいこと」を取りまとめるグループワークも取り入れました。

 

参加された教員は、これから各校で減災教育を実践します。2月下旬には、その実践報告会を開催する予定です。
数年前の本研修をきっかけとして、三重県の鳥羽市立鳥羽小学校とのつながりが生まれています。これからも多くの学校でESDを軸とした防災・減災の取組が進んでいきますように!
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2021/09/22

各地からの活動報告