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みんなでつくる地区防災計画へ:神島の住民向け①避難編「みんなどこにいるの?どこににげるの?」の実施

この日は冬至の日でした!
到着したときの神島の港にはきれいな星と月が見えました。

12月22日、「避難」をテーマにした地区防災計画ワークショップ(大人向け)を開催しました。これは、12月10日に実施した子どもむけに実施したものを大人向けとして編集・追加したものです。

子どもたちからは先日(12/10)に実施した子どもたち向けの避難について考えるワークショップでの学びや成果物を地域の皆さんに紹介してくれる時間もありました。

地域の方々が普段どこで過ごし、どこで働き、いざという時どこに避難するのか。
地図や付箋など様々な方法で“見える化”し、対話を深め、一人一人の生活の暮らしに応じた避難計画シートをつくること。

そして、神島の避難ルールを考えることを目的として実施しました。


神島の方々の広い生活圏:漁師さんを含め「どこににげる?」を考える

神島にはお店がなく、買い物は本土や市外でされている方々がほとんどでした。また、神島には40人くらいの漁師さんが暮らしており、ワークショップでは漁業組合の方など漁師さんも参加いただいていました。「働いている場所」と言っても、漁師さんの活動範囲は伊勢湾全域や太平洋に及ぶ方もおり、必要となるハザードマップも、島内・市内・県外を含む広域に及び、地域にとどまらない情報収集の大切さを、改めて実感しました。

興味深かったことは漁業と言っても、種類も場所も対象も異なることはもちろん、網漁といってもバッチ網、まき刺し網やら、底引き網など、数えきれない網の数々で漁域や働き方は本当にさまざま。アワビや伊勢海老などを採っている海女さんなどは、「親子でも自分の漁場の詳しい場所は共有しないことが多いんよ」というお話もお伺いし、漁域の広さや特定の難しさと同時に、海上での安全確保の難しさに驚きと学びがありました。

これからも、子どもと島を守るために、まちぐるみの防災を

老若男女が参加している、神島の学校運営協議会の防災ワークショップ。
毎度ながら島の方々の子どもを育むあたたかいまなざしと、熱い人情を感じる場所です。

これからも学校と地域がじっくり一緒に考えることで、神島ライフに即した避難と命を守る知恵が少しずつ形になっていけばいいなと思っています。

これからも、神島ならではの防災を、みんなでつくっていくための微力ながらお手伝いができればと思っています。ご参加・ご協力いただいたすべてのみなさまに感謝を申し上げます。


本事業は一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)およびジャパン・プラットフォーム(JPF)による支援を受け、鳥羽市と認定NPO法人SEEDS Asiaが締結した「地域への愛着を基盤とした学校・地域安全モデル事業」に基づく共同事業の一環として実施しています。