京都大学大学院インターンによる気仙沼滞在報告(その5)
SEEDS Asiaでは、3月11日~3月22日の2週間、京都大学大学院生をインターンとして受け入れました。インターンが見聞きして感じた、気仙沼の現状です。
3月18日
今日は、気仙沼の条南中学校に伺いました。
今年の1月に、気仙沼の地元団体の方々と一緒に、条南中学校の学生さんたちが、神戸の長田区を視察された時の研修報告書の受け渡しと、今後の活動について議論をしてきました。
こちらの中学校のグラウンドには、仮設住宅が建設されており、多くの方が住んでおられます。
今回話し合ったことの中で、仮設住宅にお住まいの方々とどう触れ合っていくか、という点が上っていました。
学生が主体となって、今後継続して行える活動、また学生の意識の持って行き方など、多くの意見や提案が交わされました。
震災を経験し、また神戸を視察された学生さんたちは、防災に対する意識や向上心が見受けられ、地域の方々も学生とのイベントを企画したいなど、学校を主体とした地域活動が少しずつ動き出そうとしています。
こうした状況の中、地域に根付く団体同士を結びつけるお手伝いをさせていただくことも、NGOとして出来る、一つの支援だと思いました。
<京都大学大学院インターンによる気仙沼滞在報告>
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2013/04/02