サンドバッグづくり(Vol. 19)
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サンドバッグおじさんと体育の先生(レ・タン・トン中学校) |
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ショベルを使って砂を入れます |
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ショベルじゃなくてもOK |
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袋の半分より上くらいまで砂を入れます |
次に、土嚢の袋をひもで縛ります。 水にぬれてもほどけにくい結び方が必要なのですが、サンドバッグおじさんが示してくれたのは、巻き結びという結び方で、2回結んでおいて最後に固く結び目を作っておきます。
普段使っている結び方とは違うので、生徒の皆さんも先生やサンドバッグおじさんのやり方を見ながら覚えていました。
今回の授業では実施しませんでしたが、サンドバッグおじさんが作るときは、サンドバッグの口を縫って使っているそうです。そうするとサンドバッグの形も四角の形で使えて、積みやすくすることができるそうです。
そして、土嚢の使い方と置き方です。
レ・タン・トン中学校では、2006年の台風の際に屋根が吹き飛ばされたことがあり、今でも屋根には土嚢を置いて、強風で吹き飛ばされないようにしています。今回作った土嚢も屋根に載せました。
置き方は、結び目を下にしてなるべく水に触れたり、風にあおられたりしないように置きます。
また、屋根の下側と上側にまず土嚢を置き、屋根がはがれやすい部分を補強して、それから屋根の中央部分にも土嚢を載せておきます。
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結び目を下に |
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屋根が飛ばないように補強 |
ファン・ダン・ルー小学校では、洪水が来た時に部屋に水が入らないようにするための土嚢の積み方を勉強しました。
土のうを積むときも、結び目に水が当たらないように、結び目を下して、袋の口が水に接する面と逆の方向になるように置きます。そして、ピラミッドの形のように一段目の2つの袋の間の上に2段目を積んで行きます。
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袋の口を背にピラミッドに積みます |
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おさらいをしています |
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